有松絞りの浴衣を仕立てる！ 愛知犬山～香嵐渓の旅 その①

愛知県は有松に旅行で来ております～

こちら有松は桶狭間の戦いで有名な古戦場が近い東海道の古い宿場街。

有形登録文化財の建物がズラッと。旧東海道。とても趣のある街並み。こういうのに弱いのよ～好き。(*´▽｀*)

こちら有松を訪問した目的は「来年の浴衣を反物から選んで仕立ててもらうため」。

「は？浴衣？これから冬なのに？？」って感じですよね(笑)　そうなんだけど、有名な有松絞り祭りは6月でその時だと遅いし、そもそも混んでてゆっくり見れないよ、という情報を愛知出身の友人から聞き、ならば空いてる時に行っちゃおう、と今回突撃した次第。（といっても事前に電話でお店に営業時間とか確認済）

二軒の呉服屋さんを拝見。お庭が素敵な久田さん。高級な絞りの反物を拝見。

次。井桁屋さんにて。飛騨高山を思い出す街並みだなあ。趣きありすぎ。

店内は所せましと絞りの反物や小物が並べられている。楽しい。（お店の方の許可を得て撮影しています）

やっぱり藍染めが多いかな。

明るい色もあるし、そもそも模様も色々膨大にある。選ぶの難しすぎる！と思っていたけどお店の方が反物を肩に垂らし、袖を作りイメージしやすいように身体に巻いてくださる。その瞬間に「似合う似合わない」がわかる。有松絞りは「生地を伸ばしてみて色柄を見るのがコツ」なのだとか。

いつものごとく夫の「イマイチ」「似合わない」「老けて見える」「疲れて見える」「旅館の仲居さん」と瞬時にダメ出し連発。が、今回選んだものを当てた時に「・・・・似合う、それに決定！」と一瞬で決定。さすが長年連れ添った伴侶。私に似合うかどうかのジャッジが早い。

どんなのが出来るかはお楽しみ～。裄丈と胴回りを採寸して終了。着物は採寸する所が少ない。オーダー服（？）でも仮縫いが無い。素晴らしいなあ。和服って。

選んだ反物は絞りが細かく、柄も細かいので「長襦袢と足袋でカジュアルに一重の小紋のようにも着れますよ」と女将からアドバイスを頂く。仕立てあがったら自宅に送ることもできる、のとのことだったのだが、有松の街並みが好きだし、仕立てあがったところで合わせる帯についてもアドバイスを頂こうと思って「また取りに来ます！」ということで再訪をお約束し、有松を後にする。

はー楽しすぎた・・・・(*´ω｀)

今年の夏　完成品の浴衣を買った話はこちら