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ボーダーが似合わない!?そう思ったらファッションの曲がり角

先日の、DRESS WEBサイト のファッションコラムで
私がボーダー服を1枚のみ残して
後は処分したというエピソードを書いた。

 

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その記事をまだお読みでない方は
宜しければ こちらからどうぞ ↓↓

ボタニカル柄プリントの ニットカーディガンのコーデ
ボタニカル柄プリントのニット:ダブルスタンダードクロージング →シルケットコットン フラワープリントカーディガン 白いマリンパンツ:ユナイテッドアローズ ネットストア アイボリーのバッグ:Baginning 2WAY 巾着 本革ハンドバッグ

 

 

これは 本当に その通りで、
その後、ボーダーの服は一枚も買っていないし、
今のところ欲しいとも思っていない。

 

実は 私は、20代、30代と セントジェームス が大好きで、

シマシマ 信者 であった。

 

話はややオタクな話にずれる。

 

私が中学生の時、三原順の「はみだしっ子」という花とゆめ 連載の(懐かしすぎる。。)男の子4人の放浪ドラマ(?)の漫画が大好きであった。

 

そこにサーニンという馬が好きな男の子が登場する。

 

 

彼はかたくなに シマシマ服が好きで、毎日シマシマを着ている。新しい養母から「違う服買ってあげる」と言われても「シマシマがいい」と言い張る、その素晴らしきファッションポリシー!!

 

彼は自分の似合うものがわかっていたし、「洋服のこと考える時間がもったいない、洋服に振り回される人生を送りたくない」というミニマリストだったのかもしれない。。。。。(多分)

 

「知らないし!! そんな漫画!」
という方は 気にせず サラッとスルーください・・・(笑)
でも名作なので、ぜひ一度お読みください・・・・

 

話戻る。

 

私は30代の子育て期、
セントジェームスのボーダー服を代官山のショップで買う時、

「サーニンみたい・・・♪」と一人ご満悦であった。(不気味)

 

セントジェームスのボーダーTに スリムなストレッチパンツ、エルベシャプリエのトートバッグ、というのが私の定番育児服であった。

 

時は流れた。40代半ば。

 

ある時、私は気付いたのである。

 

「私、ボーダー似合わねっっつ!!!」

 

太って見える。
体がゴツク見える。(それは真実)
所帯じみて見える。
生活に疲れているように見える。
色気がなさそうに見える。
モテなさそうに見える。(それも事実だからいいって(笑))

 

私はショックだった。

「もう、もう、サーニンになれない・・・・」

 

ボーダー服は50代には危険アイテム

 

私はその時痛烈に思った。

40代後半から、50代になると女性は ボーダー服は 似合わないのではないか。

いや、もちろん似合う人もいらっしゃる。

 

でもそれは

 

スラッとスリムで
まだ体がカリッっとエッジが効いていて
首が長くすっとしていて
肌や髪が透明感があって綺麗で
姿勢が良くて
颯爽としていて
食器とかお家のインテリアもセンスが良くて

 

サーニンのように 服に振り回されず動物とか趣味とかその他知的なものに興味が集中して向いているそんなさわやかな女性。

 

そういうキャラクター、空気をまとっていらっさるの方でないと似合わないのではないだろうか・・・・

 

一言でいうと愚痴を言わずに 凛凛と 暮らしている。すっぴんが美しい、そんなイメージの女性。

 

ボーダー服って実はとても難しい

 

ローラちゃんが以前TVで「ボーダーは着ない」と言っていた時、その理由はと聞かれ

「ボーダーさえ着ていればとりあえずオシャレに見えるだろうと思っている、
その考えがダサイと思う」

と 辛辣な発言をしていた。

 

そのこと書いた記事が 昔にあった~↓

オシャレになるために 50代女がやめるべきこと 10箇条
50代がやめるべき ファッションとは? 最近ビジネス本や人生の指南書に ✅「○○をやめたら上手くいく!」 ✅「成功する人がやっている 5つのやらないこと なんちゃら」とか ✅「やめたら 人生が上手く回りだした10個のこと なんちゃら」 など...

 

現代の日本では、ボーダー服はそれこそ、サトウココノカドーなどのスーパーの衣料品売り場から郊外のプチプラ量販店から青山や代官山とかのオシャレな高級ブティックに至るまで、日本全国どこでも買える。

 

でも 50代の大人の女性なら今一度立ち止まって考えた方がいいと思う。

 

ボーダー服が果たして 自分を本当に美しく魅力的に見せているかどうか?? 

 

ということを。

 

ボーダー服着ているときに、「街で男性から声をかけられちゃった。。♪」という
女性を私は今まで一度も知らない。

 

それほど ボーダー服って女性から色気とにおいを根こそぎ奪い去る。とても危険な服だと思うのだ。

 

私がボーダー服を着る時

 

それでも 私はボーダー服自体が嫌いなわけではない。

 

今でも 可愛い20歳ぐらいのお嬢さんがベレー帽とかぶってボーダーをオシャレにコーデしているのを見ると「可愛いわねえ」と見とれてしまう。

 

でもそれをそのまんま 40代50代の女は真似しては危険。

 

ベレー帽なんかかぶって会合寄合に出た日には

 

「ウケ狙いできたな」と思われること必須。

 

「ねえねえ、手塚治虫さああん、」

 

とずっと飲み会の間、いじられ 言われる羽目になる。

 

・・・話がずれた。
ボーダーの話でしたね。(笑)

 

私が唯一持っているボーダー服を着るのは

 

一人でインテリアショップとかをまわって食器を買ったりする時や、たまに何かの発作で一日中、キッチンのこもってお料理ばかりしたくなる時。(めったにない(笑))

「私は栗原はるみよ!」 みたいな気分の時というか・・・
(どういう精神状態なんだ)

 

そんな普段とは違う心の状態の時であって、

 

オシャレをするぞ~ オシャレがしたい~
・・・と思っている時ではないのである。

 

60代、70代になったらボーダーを着る?

 

でも 実はもっと髪が白くなり、肌もいい感じに枯れてきて中途半端な女くささが抜けきってきたら、またボーダー服が似合うようになるんではないか?と実は期待している。

 

その時は、
銀髪のショートカットに、
ブラックデニムを履き、
大きーーーーーーい ダイヤの指輪を一つ指に付け、
シワの沢山ある顔で 幸せそうに微笑んでいる。

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そんなマダムになったらきっとボーダー服が似合うような気がする。

 

その時になったら、またセントジェームスやアニエスベーのシマシマ長袖Tシャツをウキウキと 色違いで買おうと思う。

 

長い人生、

 

しんどいこともある。
楽しいこともある。

 

それらいろんなことがシマシマのように 1層、1層、折り重なって、積み重なって人生は出来ていく。

 

1色だけの平坦な無地でないからこそ長く愛される服。それがボーダー服の秘密なのかもしれない。