前から「行きたい所リスト」に挙がっていた千葉県 香取市佐原に日帰り旅行!江戸の情緒を残す美しい古い町並みが日本遺産になっている。
え?何なに?この素晴らしい街並み!
タイムスリップしたのかと思う情緒あふれる川沿いの風景!(コーフン気味)
お雛様が川沿いに飾られているのはこの辺の風習のよう。
この川を10人乗りぐらいの小さなボートで下る観光も参加。楽しかった~。
救命胴衣を着用して川を下る。川から見上げる街並みも風情がある。白鳥がいた!つがいで卵を温めているのだそう。雛が無事産まれるといいな。
楽しすぎて沢山写真撮った。
ランチはこちらで。佐原といったら鰻ですね!(*´▽`*) 老舗のこちらで。
蒸さずに焼くタイプ。たれは濃い目ですね。肝吸いも美味しかった。うなぎの骨せんべいってパリパリして美味しいのでメニューにあると必ず注文する。
この街を訪問したもう一つの動機はなんといっても「伊能忠敬ゆかりの街」だから。50歳まで暮らした家が今でも残されていて自由に見学できる。測量機が展示してあった。
さらにずっと楽しみにしていた「伊能忠敬 記念館」にIN!ワクワク。国宝が運よく展示されている期間だった。
国宝に指定されている地図。(ほとんど写真不可ですが一部だけOK)伊能忠敬が晩年全ての情熱を注ぎ日本中を測量した地図。その偉業の実物が見れる。こんなの感動するしかないでしょ!

程度の日本史で習った浅い知識しかなかったんだけど、今回、いろんなことが知れた。伊能忠敬が婿養子として伊能家に入り、伊能家の商売を拡大軌道に乗せ、飢饉の際には村人に米蔵の米を無償で配布するなど地元に貢献し慕われていた名主だったこと。50歳で息子に商売を譲って隠居したあとに、かねてからの夢だった暦学を極めるために一人江戸に引っ越したことなど。
経度が若干ずれてはいるものの、現在の日本の地図とほぼ海岸線のラインが変わらない!という驚くべき正確な地図を作り上げたのは、なんと彼が55歳から開始した測量の旅によるもの。すごくないですか?55歳からですよ?昔の55歳って今の感覚だと70歳ぐらいでは?車も電車もカメラも正確な時計すらない時代に日本全国を歩いて測量してまわるとか!信じられない世界。彼のこの偉業に感動せずにはいられない。小学生でも理解できるような工夫もあり、展示もわかりやすく、資料も充実していた。素晴らしい記念館。お勧め。
写真不可で物足りなかったのか、夫は記念館で図録を速攻買い。(毎晩ひたすらそれ見るのに没頭。男子って地図が好きだよねぇ)
・・・興奮しすぎたのでお茶休憩。佐原の街は古民家をリノベーションした素敵なcafeが沢山ある。
川沿いの街並みを見ながら美味しい珈琲を頂いた。幸せ。
レトロな感じの内装。
昔ながらの蔵も多い。築120年の民家の内部を見せていただけるshopもあった。貴重。
私のツボである昔の銀行建築も残っている。旧三菱銀行(当時は川崎銀行)佐原支店。大正3年築のルネサンス様式。
今、川越とか古き良き町並みの観光地って、オーバーツーリズム気味で大混雑してるけど、ここは週末でも人が少なかった。海外の方もほとんどいなかったし。電車の駅も近いのでアクセスも悪くないと思うし、もっと有名になって人気出てもいいと思う!
今回、伊能忠敬の生涯を知り、
「もう50代だから今更新しい事なんてできないよなー」
とか
「もう面白いこと興味持てること、見つからないかも・・」
とか
グダグダ年寄り臭いこと言ってる自分を恥じた・・・・。いくつになっても勉強は続けられる。伊能忠敬の情熱と好奇心。ほんと尊敬。元気を貰える日帰り旅行でした!
【今日のコーデ 詳細】
洋服コーデの話するの忘れてたワ。
旅行コーデで気を付けているポイント。いつものように
✅シワになりにくく
✅汚れを気にしなくて済むコーデ。
かつ
✅トイレしやすいようにニット系の伸びるタイト系のスカートで。
(フレアスカートとかワイドパンツは外でトイレするのにすごく不便!)
ジレは肩~腕が抜群に楽。
かなり歩く&寒い日だったのでブーツで。
ジレの下は広がるティアードブラウス。これ締め付け感ZEROで楽な服。
お腹~お尻隠れるのでニットタイトスカートと組み合わせしやすい。
ブラウスの下にインナーとしてシアーTOPS。すべすべして快適。アクセサリーはピアスのみで。
家を出る時「コートだけじゃ寒いかも・・・」とカシミアストールもプラス。黒のコートを瞬時に明るくするコバルトブルーのカシミア大判ストールで。
バッグと靴がシルバーだったので黒いコートでも暗く沈まないコーデだったかな。何より歩きやすく動きやすく快適だった!手ぶらでいられる軽いバッグも大事。旅行コーデでこれが最も重要。
「体力削られない服とコーデ」
これが旅行の時の最も重要ポイントだと思っています!