休日コーデ。
ここ最近休日はカジュアルな服装にうんと寄せるようにしている。その方が気持ちが絶対リラックスできるので。
春だというのに気温が冷たい日が多い今年。シャツとか半袖にニットを着ていて「なんか寒いな・・・」と思う日多し。
そこで、「?無理せずウールのニット着た方が心地いいのでは??」と思い、カシミア100パーセントのニットをチョイス。これ大正解!カシミアニットは暑苦しくなく、なのに暖かいの。不思議。
DoCLASSEさんのカシミア100パーセントニット。
このニットね、本当に素晴らしいと思う。
「カシミアニット」って、油断するとすごく老けるアイテム。モッサリするアイテム。高級素材だからこそBBA臭くなる確率67.5パーセント。(←私調べ)
でもこのニットはこうして短い丈、後ろ下がりなシルエット。フワッとスクエアに広がる形がコンサバ感を一掃してる。そこが好き。
GILTで見つけたYANUKのストレートデニム。YANUKは本当にデニムの生地自体がすごく履いてて気持ちいいデニムブランド。いいデニムブランドって何が違うって明らかに「生地」。デニムにも色々あるのだ。
超絶気に入ってるチアキカタギリさんの白いおじ靴。足元これにするだけで全体が一気に今っぽい感じになるので重宝している。
靴なんですよねぇ。更新すべきは靴!
アクセサリーはシルバーのピンキーリング。
今日偶然気づいたんだけど、シアートレンチって中のニットの色がキレイに透ける。(当たり前か・・)こうして綺麗なピンクのニットの上に羽織ると透け感がよりきれいだ。
全体。
シアートレンチって便利。さらっと軽く羽織れる。
MARCOMASIの巾着バッグ 溺愛。
ニット+デニムという何となく普通過ぎてぼやけるコーデが、このシアートレンチをプラスするだけでキリっとする。
話ずれる。
私、50代になったとき「もうオシャレ合戦、コーデ競争から離脱しよう」って思ったんですよ。「大人の女性なのだから上質で定番でシンプルな服を数少なく持ってそれをぐるぐる気回していこう!」って。
ところがですよ。
ところがですよ。
シンプルで上質な定番服をミニマムに持つ
最小限の服で着まわす
って、実際にやってみると、ものすごく何かが停滞するんですよ。停滞というか、先細るというか、心がしぼむというか。。。。私のpoorなボキャブラリーだとうまく言えないけれど。
定番品って大好きだし、上質なシンプルな服はクローゼットの軸として専用エリアを設けるべきではあるけれど、50代にはやっぱり「モードをキャッチする敏感さ」「移り行く流行を切り取る力」「時代の流れを追いかける気合」というのもまだまだ必要なのではないだろうか・・・って。
100パーセントそうすることはなく、2割でいい。いや3割4割でもいいと思う。やっぱり激動に変わりゆく現代の何かに敏感でいること。これがエネルギーを生むんじゃないかって。
だから私は「面白そう」「試してみよう」って直感で思えるアイテムは手を出す。コーデにチャレンジする。これがやってみると本当に楽しい。毎日が輝く。
女稼業も半世紀。良いものを十分見てきたし触ってきた。だからこそ自分基準で取捨選択できる力があるはず。振り回されることなく。
頑なに「定番品しか持たない、着ない」「最小限の服lしか持たないミニマリズム」という窮屈な凝り固まりから逆に解き放たれよう。その方が絶対に楽しい!!
そんなこと思った暇な休日。
【今日のコーデ 詳細】