こげ茶のハイネックニット:楽天で DONOBAN
チェックのウールパンツ:tomorrowland
バッグ:LOEWE
白い靴:チアキカタギリ
本日、おじ靴コーデ。
「よっつしゃ!!今日はおじ靴コーデにしよう!」と思ったきっかけは、昨日に話がさかのぼる。
代官山のお洋服屋さんでウールの軽いジャケットを衝動買い。
「36Quarte-Neuf」はアパレルのABA HOUSEのブランド。
GLADDで偶然買って、その品質の良さが気に入って路面店でも時々買っている。生地もすごくいいし、ラインも綺麗。「キレイメなカジュアル」という感じなのだが、大人も着れる品質の良さ。
今変えるべきなのは 靴?
そこのブティックのお店の方と靴の話になった。
「もう誰も
ヒールのパンプスを
履いていません」
とおっしゃる。衝撃!まあ、丸の内とか霞が関とかオフィス街ならば全く違うのだろうが、少なくとも代官山界隈ではナチュラルストッキングにピンヒールのパンプスは見かけないと。
「やっぱりスニーカーですね。もしくはいわゆる「おじ靴」か、太目ヒール、フラットシューズあたり・・・ですね」
とおっしゃる。
そうか、、、そうだよなあ。それは私も電車や駅で行き交う女性たちのファッションを見て感じていた。
「チャーチの靴の売れ行きがいいんですね。今年は。流行は一周するのでまた女らしいヒール靴がいつかは流行るとは思いますが、ここ数年は明らかにひも靴やローファーが売れています」
とおっしゃる。
チャーチの靴とは?
今年はチャーチの靴がすごく売れているという。これ↓
Church’s (チャーチ)カーフ ウィングチップ フルブローグ パンチング シューズ DOWNTON
ブランド説明が楽天の販売ショップさんにあった。引用させていただく。
Church’s/チャーチは、靴造りの町として有名なノーザンプトンのメープル ストリート30番地に1873年、小さな工房を開いたのが始まりです。
現在でも、チャーチはクロムウェルのピューリタン革命時代からの靴造りと密接な関係がある町ノーザンプトンで靴を造り続けています。
要するに、歴史あるイギリスの紳士靴ブランドだ。レディースもあり、紳士靴ブランドならではのトラディショナルなかっちりした形が魅力。お値段もそれなりにする。靴マニアにはたまらないブランドだ。(と推測)
女らしい靴が流行ると、チャーチの売れ行きは下がり、今年のように足元重いファッションが流行るとチャーチのおじ靴は売れるという。めっちゃ興味深い。
「今年は足元おじ靴がお勧めですよ~!」と店員さんとそんなお話をして帰宅したので、もう気持ちは「明日はおじ靴コーデ」だつ!!と決まり!(^o^)/
おじ靴に合う、これまたトラディショナルぅ~なイングランドぉ~なチェックのウールパンツ。こういう服ってtomorrowlandっぽい。
チャーチは高くて買えないけど、今はいろんな靴デザイナーさんがひも靴などメンズっぽい形の靴をトレンドを加味して出している。
底が革でなくウレタンなので柔らかく脚に馴染み歩きやすさこの上なし。
50代は足元を変えるべきなの?
ここ数年、ヒシヒシ思っていたことなのだが、歳を重ねてファッションアイテムで一番変わるのは「靴」なんじゃないかということだ。
着るシャツやブラウス、ニット、バッグ、コート。これらは40代50代になってもそうガラッと変わることはないように思う。30代向けのお店で買う事にあまり違和感もない。
ところが、やはり靴は違う。ボーっとしているとどんどん流行は流れ、取り残される。
気が付くと、もう
・「安全」
・「痛くない」
という危険な(?)3つのキーワードで靴を選ぶようになる。これは間違いない。
「いやあねぇ。私は頑張って60歳でも70歳でもジミーチュウのハイヒールを履くおばあちゃんになるつもりよ?」
と思っていても、身体がそれを許さないかもしれない。そして何より誰もピンヒールのハイヒールを履いていない。ひざ丈のタイトスカートなど就活生しか着ていないし、ナチュラルストッキングはOLさん以外履いていない。
「なんとなく古くさい、、は靴から来るんだよ ふふ」とオシャレな友人が耳元でささやく。やめてーつ!心臓に悪い話だ。(←?)
ざっくりニットで。このハイネックニット、いろんなプチプラニットを試しているがその中でもかなり優秀ニット。
↓
アクセサリー。
↓
パールピアス 楽天で
これからどんどん、キッツーい靴がしんどくなるのは間違いない。片足立ちで靴下履けなくなるのに9cmヒールの靴は無理だろう。(*´Д`)
そんな時、あきらめていわゆる巣鴨のおばあちゃんたちが履いているようなコンフォートな高齢者靴を履くのはまだ早いと思う。
じゃあどうするか。
スニーカー、おじ靴、バレエシューズ、トラッドなローファー、厚底靴。そういったトレンドに沿った靴アイテムをどんどん積極的に履いてみる。最初はもちろんプチプラでよし。最初はお安い物で取り入れてみて、気に入れば品質の高い高級なものに手を出せばいい。
カジュアルなものが苦手・・・という場合は、今また復活しているというフェラガモのヴァラなどの永遠の定番フラットシューズを更新する方法でもいいかもしれない。エレガントな路線で60代に突入だ!
これに尽きる。
靴のトレンドに敏感になる。逆にここにしがみつけば、ニットもボトムスも数年前のものでもなんとかなる。そんな気がする。
「オシャレって体力が要るのよ。」と友人が言う。ほんとそうかも。でもちょっと違うと思う。
「必要なのは気力と好奇心」だと思う。
圏外にはなりたくない。でも売り出し中でもない。そこのはざまにあるのは「気力」。
健やかな物欲と新しい物への尽きない興味。時代の流れを楽しむ気持ち。それを消滅させないのは最後は気力だと思うこの頃です。
駄文長文これにて。 ~終~