友人が、興味深いことを述べていた。
電車に 朝
① 7~8時台に乗るのと
② 9時台に乗るのと
③ 10時台に乗るのと
では
車内の女性のファッション が全く違う、と。
①はカッチリと固いお仕事なのだろうか、
ストッキングにパンプスジャケット、という女子が圧倒的に多い。
②になると流通やアパレルとか美容師さんとか
ユルイー ファッショナブルな自由な服装の女子が増え、
①でみられるような 日経新聞を真剣に読んでいるような女子は消える。
③になると 買い物に行くのか 主婦とかそういった層にがらっと切り替わる。
私も 朝 いろんな時間帯の電車に乗るが
①の層の女子たちは
雑誌で言うとoggi風かdomani風って感じ。
カッチリとしているけれど、髪がきちんと手入れされて ネイルなどもきちんとして
とにかくキレイにしている感じ。
会社という複数の大量の男子から見られる 、 という緊張感が
彼女らのビジュアルを底上げしているのではないかと思う。
かたや ③になると どうだろう?
緊張感は消え、 リラックスムード満載。
縛りがない分 ①よりファッショナブルになるべきであるにも関わらず?
何故か ピントのぼけたファッションの女性が多いような気がする。
②の層は見ていて一番楽しい。
トレンドが一番ダイレクトに反映されたお洋服や髪形をしている。
素足に紺色のぺデュキアをしている女性を見かけるのは
間違いなく②の時間帯。
ちょっと ぎょっとする ファッションの人もいるが、見ていて楽しい。
トレンドの参考になるのは間違いなく②の時間帯である。
けれど
けれど
いわゆる素直にキレイ!!って思える 女子が一番多いのは
やっぱり①なのである。
平日のラッシュ時に ターミナル駅などで行きかう人々を見ても
見とれるくらい キレイな働く女性達は
間違いなく 企業でお勤めしているだろうと思われる女子たちである。
この違いはなんだろう? 友人と分析する。
人から見られる緊張感、その場にそぐうファッション。
制限があり ドレスコードが厳しいからこそ磨かれるセンス。
そういうことなんではないかと。
服の目的が明確。
どういうシーンで自分がどう輝けばいいかが明確だから。
それが理由なんではないかと。
部下を持つ管理職のキャリアウーマンの友人が言う。
「新入社員でもね、
女子会にばっかり出ているような子より
一生懸命仕事している子の方がどんどんキレイになるのよね」
確かに。それ、納得。
人は何かに1点、 的を絞ってロックオン!!して 集中するとき、
垢ぬけてセンスも良くなり、綺麗になるのかもしれないな。
そんなことに気づいた 電車の時間帯による女子のファッション。
なかなか興味深い考察でございました。