ボーダーTシャツ:Rouge vif
金のラメのニットカーディガン : DE PRES (20年前のもの・・)
黒のパンツ:Rouge vif
バッグ:J&M DAVIDSON
グレーのバレエシューズ:ノーブランド
本日、珍しく ボーダー服で。このボーダー服を着ようと思ったのは、ひとえに J&MDAVIDSONの黒いバッグに合うコーデを毎日繰り返しエクササイズしているからである。
お気づきかと思うが、(いや誰も気づいてないって)私は新しい服や靴やバッグを買って、ひとたびそれが気に入ると、
とことん それを中心にして手持ちの服でコーデをひねりだし、どういう組み合わせが合うのか??を試行錯誤を徹底して行う癖がある。
これをやっておくと、新しいアイテムが入った時に、そのアイテムを手持ちのワードローブと馴染ませるのがスムーズなのである。
アクセサリー。ボーダーにパールネックレスは意外と合う。
50代がボーダー服を着るということは
このブログで何度かシツコク述べている通り、私は普段もはや ボーダー服を着ることはほとんどない。
30代の時に、子育て中にさんざん着て、飽きてしまった、というのが理由だ。
アニエスベーや、ベルメゾンなどの通販服、そして セントジェームスのボーダーなど、いろんなブランドのボーダー服を買って集めていたが、少しずつ処分し、今はパジャマとして数枚残っているだけである。
ちなみに、傷んだり、ボロくなったりした順に捨てたが、今でもぴんぴん、シャキンとしているのはダントツ!!セントジェームスのボーダーTシャツだ。
本当に セントジェームスは素晴らしい。こんなに丈夫な服、見たことないと思う。何百回洗ったのだろう、まだ まったく ほつれたり毛ばったりしない。
・・ということで、今もパジャマとして愛用中だ。
今は なぜボーダー服を着ないのか?
今現在、ボーダー服を滅多に着ないし新しく買おうという気も全く起きない訳は
「ボーダー服が自分から 女性としての色や温度や香りを
根こそぎ 奪い去ってしまう」
そんな気がするからである。
20代、30代の時にボーダーを着るのは気持ちが良かった。自分でも似合っていたような気がする。
でも40代半ばぐらいから、違和感を感じ、その ちぐはぐさ、 気持ちが沈む感じ、着てもちっとも楽しくない。
そんなことから 着なくなったのだ。
ボーダーって、リトマス試験紙のような服である。
どこでも売ってる、誰でも一枚は持っている服だからこそ、
その人の オーラや パワーやにじみ出る色気や 空気、 ふわっとした雰囲気など女性としての魅力がシビアに試され、評価されてしまう恐ろしい服だ。
背中にぜい肉がなく、首が長く、
髪と肌がさらさら、透明感があって
歯並びが白く綺麗で
姿勢が良くて、
声も話し方も綺麗な女性ならば
50代でも60代でも70代でも ボーダーTシャツを
素敵に着こなせると思う。
でももはや私は着ると
「主婦、スーパーへ いざ いかん!」
以上でも以下でもない、そんなコーデになってしまう。
「ボーダーさえ着ときゃあ、オシャレに見えるっしょ!!!」
という手抜き服に見えてしまう。
「飾らない、さりげない オシャレが 好きなんですの。ほほ」
と本人思っていても、カサカサ 洗いたての 乾き過ぎた 温泉タオル? のような感じになってしまうのだ。
それでもボーダー服を着たいと思う時は
以上の理由からは、家以外でボーダー服を着ることはめったにないのだが、
本日は、このJ&Mのバッグがシャキッと白黒のボーダーTと黒いクロップとパンツに合わせてフレンチっぽくコーデしたら、絶対に合う!!
と確信し、それを実践したいなあと思いついたので 着てみた。
・・・・・・ロングストーリー、ごめんよ。(+_+)
J&M DAVIDSON はイギリスのブランドだが共同経営のデザイナーさんが フランス人なのでフレンチっぽいコーデにも合う。それを確かめたかっただけなのだ。
50代がボーダー着る時にお勧めのポイント
私の場合だが、ボーダーを着る時に気を付けていることを申し上げる。
① メイクをナチュラルに極力薄くする。 でも間違っても ノーメークで着ない。
ノーメークで着たが最後、スーパーマーケット服になる。濃いこってりメイクで着たら 「イタイ」の一言になる。
丁寧に薄く、でも艶感を残し、眉はきちんと書く。ファンでの厚塗りを避け、 グロスで綺麗な唇に。
一番大事なのは 髪を丁寧にブローしたりして手間をかけること。
②アクセサリーを必ずつける
上記同様、ノーアクセサリーだと50代は絶対にサミチクなる。カサカサしたコーデになる。
光物、粒粒もの、 投入!!!
もしくは 本日私が羽織っているカーデのように
メものなどを羽織ものもGOOD.
③バッグと靴を変えるだけでかなり雰囲気変わる
普段の私なら、今日のコーデにはエルベシャプリエのトートを持っていた。
ただ、それだと
今日は 運動会?? 遠足?? 公園へ散歩??
っていいうコーデになりがちだった。
今日、J&M の端正なバッグを持ってわかった。ボーダー服は持つバッグで どうとでも東西南北 、振れる。
バッグが重要だったのだ。
この日は雨だったのでビニールのバレエシューズを渋々履いたが、もっと女らしい靴を履いたら、もっと ボーダー服がグレードアップすると思う。
靴とバッグで まだまだ ボーダー服を端正に、大人の女性らしく、艶っぽっく着ることはできるのかもしれない。
そんな可能性を 感じた日だった。
ボーダー服を着る時こそ 真剣にコーデを考える。
サンローランのイブニングドレスを着る時よりも、
セリーヌのスーツを着る時よりも
プラダのニットを着る時よりも
ボーダーTシャツを着る時、
50代は真剣に考えなくてはいけない。
私はそう思う。
そして逆にボーダーTシャツをいつまでも素敵に魅力的に女らしく着れたなら自分に自信を持っていいと思う。
「ボーダーTシャツ着ていても、
街で男性から声かけられるわ?」
という領域になれば あっぱれだ。
それほど ボーダー服は「モテる服」からは遠い。
(別にモテようというマインドは今更ZEROぉ~。)
私は、告白する。
実はボーダー服が好きなのだ。
本当は愛しているのだ。
だからこそ
テキトーに着たくない。そんな思いから パジャマになっている。
屁理屈、言い訳だらけのブログになった。
ボーダー服よ、永遠に。
髪がうんと白くなったらセントジェームスでまた 赤いボーダー服買ってみようと思っている。
・・・・・・ウォーリーを探せ!!