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何故日本では 平日のレストランに夫婦がいないのか

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先日、友人が誘ってくれて 2人女子会、いやババ会。

 

写真は 食事した天王洲アイルの運河に面した レストラン。
こんな日本じゃないみたいな素敵なレストランが東京にあるとは。。。知らなかった。

 

T.Y.HARBOR。

 

20代の頃、いわゆる ウオーターフロント、という言葉がはやった時代があった。
オシャレな人々はこぞってウォーターフロントのレストランやバーに集まり、雑誌でもそういう特集が組まれていた。

 

そのころ、そういうオサレな場所とは まったく無縁な どんくさい暮らしを送っていた私。
もう一生そういうところに行くことはあるまい、と思っていたが、50過ぎておばちゃんになってから まさか こういう運河に面したオサレなレストランに来るとは・・・

 

なんだか感慨深かった。

 

いや、おばちゃん、大人の女性になったからこそ、来る機会があったということか。
人生生きていればいろいろあるもんだな。と思った。

 

ロマンチックな夕暮れ時に 風の吹くテラスレストランなので、カップルが多いのかと思いきや、意外と会社の飲み会グループも多く、また私達同様、50ぐらいの年齢の女子の集まり、ババ会が多かった。

 
子育てが終わって 自由になった50代の女性が
自分のために 夜の時間を楽しみ謳歌している、といった感じがした。
皆様、とってもファッショナブルで綺麗だった。

 

いつも思うのだが どうしてこういう時 日本では50代ぐらいの夫婦の姿を
レストランで見かけることはないのだろうか?

 

平日の夜、仕事の終わったあとにスーツ姿の夫と妻で ロマンチックな雰囲気の中で食事している、という姿を見ることはめったにない。

 

必ず 女同士か グループか、 勝負だっ!みたいな若いカップルしかいない。

 

少し前の話だが、平日の夜、夫と結婚記念日でちょっと奮発したレストランで食事をしたときに、デザートプレートに細工を頼んだ。

 

スタッフに

 

「夫には内緒で、結婚記念日おめでとう、今までありがとうってフランス語かなんかで書いてください」

とお願いしたら

 

「え??結婚記念日なんですか?」

 

とものすごく驚かれた。

 

その驚き方は 私たちが夫婦であるということに 驚いたような感じだったのだ。
たぶん平日の夜にコースで1万以上する食事にくる夫婦がいないんだろうな、あんまり。
と私は推測した。

 

カップルはワケありか、接待か、結婚前のラブラブカップルか、というパターンが多いんだろうな。きっと。

 

なんともサミチイ話である。

 

言っておくが、ノロケタイわけではまったくない。 (笑)

 

私だって 今更 夫と向き合ってレストランで食事なんか 恥ずかしくて大汗がでる。
仕事の接待よりも緊張して 間が持たない。

 

が、こういうことって 意外と勇気を持って 努力してやるべきことのような気がする。
努力して、というのが悲しいが それでも 大事なことのような気がするのだ。

 

芝居がかったことをやる、それって大事よ、と友人も賛同してくれた。

 

運河を渡る風に吹かれながら マティーニをぐびぐび。
人生 生きていれば いろんな考え方に行き当たるもんだな。

 

そう思った夜だった。

 

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