また 同窓会に出席した。
今度は小学校の同窓会である。
高校の同窓会は高級ホテルのバンケットルームだったが、小学校の同窓会は 地元の小さないわゆる公民館、といった感じの場所である。
が、 着ていく服は同じにした。なぜなら めんどくさかったからである。 (笑)

ボルジーのワンピースに サンダル。
小学校の同窓会って、なんていうかもう幼いころの記憶をたどる一種の旅行であり、
そこにはずっと記憶の奥底に閉じ込められた何かがふわっと出てきて不思議な感覚を味わったのである。
まだ恋とか愛とか嫉妬とかモメゴトがなかったすがすがしい清らかな自分との再会があった。(私にも一応可愛い小学生だった時代があるのですよ。。。当たり前か)
姿かたちは それこそ またまた
「・・・・誰??」
っていうくらい 変わっている人多かったが(笑)
三つ子の魂なんとやらで
性格とかキャラクターは恐ろしく変わっておらず、人間って生まれ持ったものは大きいんだなあと思った。
小学校の時から ちょっと意地悪だな と思っていた女子は
今でも ちょっと意地悪なオーラを出していた。
君子危うきに近寄らず。。。。
さて ファッション。
同窓会に着る服について考察していた私だがやはりここでもいろんなファッションを身に着けている女子に遭遇し、、大変興味深かった。
この小学校の同窓会、という ドレスコードがない難しいイベント。
何を着るか??で
その人の
今ナウ人生の状態や
価値観や
オシャレへの取り組み方
女としての意識の在り方
経済状況
精神状態
などが すべて凝縮されて現れてしまう。
意識するしないにかかわらず。
やっぱりいた。
黒の肌が透けるレースのしかも背中がぱっくり空いた、
セクシーダイナマイトなワンピースを着用の方。
なぜなのか?敢えてなのか?
フツーのGパンとTシャツの方。
あとは割と無難なブラウスとスカート、ワンピース という感じの方が多かった。
あ、いいなと思った彼女は
ふんわりとした、ややくすんだコーラルピンクのシルクのブラウスに
ふんわりした白のワイドパンツ。
品よくジュエリーをつけていて、髪もとても手入れが行き届き、綺麗だった。
余裕のある暮らしがうかがえた。
もう一人いいなと思った彼女は
カットソー素材の優しい感じの真っ白なトップスに
ふんわりした長めの紺のスカートで 髪を綺麗に編み込みアップにしてた。
とてもさわやかで
50歳にして清潔感と透明感にあふれる女性を久しぶりに見た、という感じがした。
二人に共通するのは
髪に手間暇かかっている、ということ。
富裕層相手の仕事をしている友人が
以前言っていたのを思い出した。
「お金持ちの余裕ある暮らしをしているマダムの共通点はね、
例外なく 髪に手間暇 お金がかかっている、ということよ」
ブランド品や高そうな宝石を身に着けていなくとも、60歳でも70歳でもそういう人たちは、髪が整えられ、艶やかできちんとしているのだそう。
なるほど。
服のことばかり気を取られていて、
髪はあまり気にしていなかったな。
しくじった。(笑)
確かに髪が綺麗だと絶対に女って綺麗に見える。
特に50過ぎると。
落ち着いた豊かな暮らしをしているんだろうな、余裕があるんだろうな、と想像させる力がある。シャネルやバーキンを持つよりもはるかに。
シニカルなファッションチェックもほどほどに
あとは10歳の私に返って 思い出話に花が咲き。
とにかく楽しい同窓会だった。
お里が知れている仲間との交流は
なんの見栄も張らなくていいし、素になれた。
人の魂って 本当に 変わらないんだな。
そんなことを確信。
着ているものや うわべの化粧なんかなんの意味も持たない。
魂は変わらないのだから。
そう思いながら その晩 早速 髪を念入りにトリートメントする
相変わらず矛盾に満ちた私であった。。(笑)
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