母が前から観たいと希望していた、東京国立博物館(上野)で開催中の「はにわ展」。すごく面白いよ!って周りでも評判だったので行くことに。
上野の国立博物館って駅からかなり歩くので動きやすく歩きやすい恰好で。
ポワン袖の一枚でも映える黒のブラウスにジレ。ジレさえ羽織れば今年らしさが出る。
とにかく今年っぽくてヘビロテしているセゾンドパピヨンさんのシャギースカート。普通の黒のスカートより断然モード感!歩くので厚底ミドルブーツで。
靴下もシャギーでお揃いに。
アクセサリー。ツイードのジャケットってアクセサリーが要らないくらい。一応ピアスを揺れるものにして存在感を出す。
すごい人気。平日なのに結構な混雑。
考古学的な観点での専門的な解説以外にも、誰でも理解しやすいように工夫が盛りだくさんだった。丁寧で楽しい解説と切り口でとっても楽しめた。
驚いたのは有名な武人や馬などのモチーフ以外にも、こんな「授乳中の母」をモチーフにしている埴輪も出土しているという事。
作り手の愛がにじみ出るはにわ。母子愛は途切れることなく人類に受け継がれている。歴史に残るものがすべてじゃないよね~(歌詞パクリ)
有名な馬のはにわ。鈴付けてるのカワユス。
はにわは時代によってデザインが大きく異なるという点も興味深い。
死者の埋葬と共に配置された像と言えば、中国の兵馬俑(秦始皇帝を守る兵士や馬の像)が有名だけど、貴人(大王とか?)を埋葬する際にその絶大な権力を表すためにより写実的な埴輪になっていく、、、という解説が面白かった。マヤ文明の土偶にも同様の変化が見られるんだそう。
仏教の伝来とともに伝統的宗教観が仏教に置き換わり、徐々にはにわ作りは衰退していく。死生観が変わったのですねぇ。
大王が身に付けていたと推測される煌びやかな装具品も展示。こちらも鈴が付いてる。昔の人は鈴がお気に入りだったの??
昔学校で古墳時代の歴史習ったときは「つまらん・・・」って思った記憶あるけど、こうして深く詳しく知ると俄然深い興味が湧きおこる。そういう事ありますね。何事も。
最後お土産shopではにわ関連の書籍も買えて母も大喜び。親孝行したわ~。
今日のコーデ全体。暑くてジレは要らなかったかも。
ジレ脱いだ感じ。
てぶらで展示を鑑賞しやすいようにシルバーの斜め掛けバッグ。我ながらナイスチョイス!!シルバーのbagって今日みたいに白黒のちょっと暗めのコーデを一気に明るくする。
今度こそ寒いだろうなと・・思って厚着すると裏切られて汗ばむ日々。温度調節も便利なジレはこの季節の便利アイテム。
暑くて・・・・ランチのお蕎麦の後に葛切りを頂きました。
【今日のコーデ 詳細】