黒のパール付きブラウス:tomorrowland
ブルーのフレアスカート:マルティニーク
カバン:Chloé
グレーのバレエシューズ
本日、かねてからずっと行ってみたいと思っていた、
恵比寿(広尾?)の山種美術館にオットと訪問。
前に記事に書いたが、美術展・展覧会に行くときの私のファッションルール3つ。
①キレイ目コーデで。
②長めフレアスカートで。
③コツコツ音のしない靴で。
こちら、山種美術館は、
2009年にOPENしたばかりのこじんまりとした日本画の美術館なのだが、
素晴らしい日本画のコレクション、
テーマを決めた展覧会が定期的に行われていて
一度行ってみたいなあ と思っていた。
先日 GW中に 念願かない、訪問。
企画展 桜2018を鑑賞。
桜はとうに散ったけれど、
素晴らしい桜を描いた日本画のコレクションの展示。
「美術館でお花見!」のうたい文句の期待を裏切らない展示だった。
一言でいうと、とにかく 心地良い空間、空気。
品のある美術館。
混雑、人ごみとは無縁で、ゆっくり見れる。
そして 秀逸なのが1階のガラス張りのティールーム!
企画展に合わせて 毎回 オリジナルで制作されるという
美しい和菓子の数々とお抹茶セット。
今回はもちろん 桜がテーマ。
展示の奥入瀬の絵に合わせた、
緑の葉を模した透き通るお菓子も美味しかった。
「日本画の技法」とうビデオが放映されていて
あまりに面白くて1時間見てしまった。
巨匠と呼ばれる日本画家の 巧みな筆遣い、
絵具の選びかた、絵を描く和紙もこだわって特注だという。
奥深い 日本画の世界。
実は私が14歳の時に不慮の事故で亡くなった母方の祖父は、
日本画家になりたくて、夢破れて 公務員になったらしい。
実家にはそんな祖父の遺品の日本画がたくさん残っている。
母は自分の父親の事故のあとしばらく嘆き悲しむ日々だったが、
その後 祖父を偲びながら 水墨画を習い始めた。
祖父と母と一緒にこの美術館を訪問出来たら
きっと喜んだろうに・・・
なんてふと思い涙にじむ。
(年齢的に生きていたら祖父は110歳だから無理なのだが)
また訪問しようと思える
素敵な美術館だった。
ご興味ある方は ぜひ一度。
着物で来館すると入場料が割引に!
私が行った日も、美しいお着物姿のマダムが多くいらっしゃいましたよ。