紺のパンツスーツ:tomorrowland
バッグ:J&M DAVIDSON
中の白いシャツ:IENA
靴:モードエジャコモ
本日、お仕事の関係で
このような きりり パンツスーツ。
このスーツ、息子の保育園の卒園式の時に
tomorrowlandで買ったもの。
・・・古っ!!(笑)
そんな息子は来春から社会人。
大学院の卒業式にまたこのスーツを着るつもり。
(大学院の卒業式に、親なんて普通いないから来るなと彼は言う(笑))
本当に長持ちしたスーツ。
古びず、よたよたにならず、
特に流行外れな印象もないので長く着てきた。
話変わる。
最近、仕事で知り合った50代半ばの素敵な女性。
白襟の紺の素敵なワンピースをお召しだったので、思わず
[speech_bubble type=”pink” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”私”]どちらのブランドですか?[/speech_bubble]
と聞いたら
「FOXEY フォクシーよ」とのこと。
やっぱり綺麗な服だなあ、と私が感心していると
「フォクシーの服は、ものすごくコスパがいいの。
え?高いって? そうよ、高いわよ。
でもね、シャネルとかフェンディのようなハイブランドに劣らない
生地や縫製の服なのに、値段ははるかにお安いの。
だからコスパ最高よ!」
と笑う彼女。
お孫さんがいるとはとても思えない
チャーミングで清潔感溢れる女性だ。
一言でいうと 可愛いのにゴージャス。
私が男性なら絶対に惹かれてしまいそう・・(笑)
彼女曰く、
「私は実は、服はほとんど買わないの。
みんなが驚くほど 古い服をシツコク着ているの。
変な安物を毎年大量に買うのは嫌いなのよ。
納得できる上質な服を1着ずつ買って
それを大事に長く着るのが好きなのよ」
という。
うーん。
私は考えさせられた。
彼女はいつ会ってもきちんと端正で美しく、
圧倒的に「綺麗に装っている空気」をまとっている。
特にとっかえひっかえトレンドの新しい服を着ている印象は
全くないのに。
女ってひょっとして
50代60代になったら
「毎日違う服を着ている。毎日違うコーデを着る」
ことよりも
「自分にとってのベストな服をきちんと着ている。毎日同じでも。」
方が美しくいられるのではないだろうか・・・・
でもね。
それでも女は古い服に飽きて、
新しい服が欲しくなる。
でも 不思議と全く飽きずに着れる服もある。
今日の紺のスーツのように。
これからは
「長く着れる服 自分をベストに見せる服」
と、それとは矛盾するが
「今季限り、やんちゃに 楽しむプチプラのトレンドアイテム」
この2つの車輪。
それをバランスよくまわす。
どちらかに偏り過ぎず。
それがいいんではないかと。
アクセサリー。
手当たり次第に目についた服を買うお年頃は
とうの昔に過ぎた。
何を選び取るか。
何を着るか。
女の意識と価値観がそこには表れる。
たかが服。されど服。
これからも真剣勝負。