爽やかに秋晴れの日。首回りの空きが広めの柔らかいモヘアニットで。フワッと身体に乗っかる感じが優しい気分up↗。
このニット、モフモフ。女らしい雰囲気の形がとても良し。
アクセサリー。GOLDの大きいもので。大きいアクセサリーが好きやねん・・・
本日、夫と出かけたのは、丸の内の三菱一号館美術館。「アール・デコとモード」展。
写真不可エリアもあったが、OKのエリアで眼福のドレスを撮影。
主に1920年代のドレス。もちろん1点1点オートクチュール。シルクやビーズ、手刺繍のため息物の美しいドレスばかり。右のベージュのドレスなんて芸術品。
ズームアップ。ご覧になって?このビッシリと縫い付けられた装飾の数々・・・・
一番気に入ったのはこのロイヤルブルーのコート。パリは冬寒いですからね。これ着て貴婦人は夜会に出かけたんでしょうねぇ。
面白い展示もあった。1920年代~になってスカートの丈が短くなり、女性の足元が露出するようになったため、靴のヒールの装飾に力入るようになったのだそう。ビッシリ装飾。
目録から。アールデコらしい青海波のモチーフ。確かに丈が短い。
ビーズのバッグ、素敵。スマホ入れなくていいもんねぇ。この時代は(笑)
ルネ・ラリックの美しい彫刻像もあった。
ランバンのドレス、沢山あった。
芸術品のようなイブニングドレスを大量に見て思ったンだけど、「こういうドレスを作って着る事ができる人って、当時の特権階級、きっとごく一握りの貴婦人達だったんだろうなあ。」ということ。(当たり前体操)そして素朴な疑問で「このドレス着て毎晩どこに行ってたんだろう???」と。社交界がきっとあっただろうから、毎晩のように夜会とかパーティがどこかで開かれていて、もしくはたまり場(?)みたいなレストランやバーに夜な夜な出かけていたんだろうな。そういう意味でこういうイブニングドレスはまさに「社交のための服」ということか。
この時代のモードを牽引した人といえば ココ・シャネルですね。リトル・ブラックドレスやデイドレス(昼間のセットupとかワンピ)も沢山展示があった。(写真不可だった)
ウエストをコルセットから解放し、動きやすいひざ下丈の短いスカートなど、今でも充分着れそうな可愛いデザインが沢山あった。100年前なのに。「CHANELスゴイ」って改めて思った。
三菱一号館美術館は何度も訪れているけど、建物自体が素敵。
観終わって銀座をウロウロ。1920~30年代のシャネルのオートクチュール服を大量に見た後なので、CHANELのお店の前で記念撮影してみた。100年前に女性の新しい生き方と装いを模索した彼女。今のお店を見たらどう思うんだろう。
日も暮れてきて、グッチのオステリアのバーへ。Gucci Osteria da Massimo Bottura Tokyo。ここはあらかじめ計画し予約もしておいた。
先日、女友達とここのレストランでランチしたのだが、その時に見た↓このテラスとバーのことが忘れられず。そのランチの時のブログ記事はこちら
ここは外国なの??という雰囲気。
「ここでワイン飲んだら楽しそう!!」とその時に思ってチャンスを虎視眈々と狙っていたのだ。
テラス席なので
✅気温が暑くも寒くもなく
✅晴れていて(雨だとクローズされます)
✅夕方日没後でもまだ明るさが残っている時間にINしたい。(17:00頃?)
✅車ではなく電車移動の日
というこの難し~い条件を全てクリアしてやっと予約できたのだ。
何故か貸し切りだった。時間が早かったからかな。
ワインは赤白1杯ずつ。当然イタリアワイン。
アフタヌーンティーみたいだけど、3段とも全ておつまみ。しょっぱい系。セイボリーというか。
一つ一つ、ものすごく凝ったおつまみ。一番下の段の赤ワイン色のものが一番気に入ったかな。「バルサミコ酢のゼリーを乗せたチーズのなんちゃらW」。
今日のコーデ、一番悩んだのは実は靴。美術館訪問(電車移動で銀座の街もかなり歩くし立ってる時間が長い)~からのグッチのバー飲み、という複雑な予定に合わせるの難儀。歩きやすい靴ならスニーカーだろうけど、アールデコのモード展なのでオシャレしたいし、このバーにスニーカーは避けたいですよね。
そこで登場したのがこの金の靴。ラメシアーの靴下で。

と自分で自分にツッコミを入れつつ思いつつポチポチGLADD で買ったのだが、思った通り(?)、履いてみたら
「どーーーーってことなかった」
ダイジョブダイジョブ。マキシ丈のスカートからチラ見エル金のブーツ。どーーーーってことなかった。職務質問されることなく無事一日を終えた。
100年前の美しいドレスを大量に見て、美しいテラスで飲んで。ほろ酔い気分になって帰宅。思い出に残る良き日でした。
【今日のコーデ 詳細】
・サテン地マーメイドラインスカート:
気品漂うサテン マーメイド スカート ウエストゴム cloverdepot 色:モカ
ウエストゴムで楽なのにゴージャスに着れるお気に入りスカート。合わせる服でカジュアルにも映え系にでもどっちでも振れる。
足首まであるのでレッグウエアどうするか問題が無くて処理が楽。
とにかく流れるようなラインが綺麗なスカート。
・GOLDのブーツ:EVOL GLADD で
GOLDと言ってもピカピカじゃなくてくすんでるブロンズ色という感じかな。
ヒールも低くて安定感。歩きやすい。柔らかいし。
ベージュ系、こげ茶系、のコーデなら何でにも合わせられる!ヘビロテの予感!