30代~40代の頃、同じ会社で一緒に仕事していた仲間たちの恒例ランチ会。ここ数年しばらく自粛していたけど久しぶりに再開。
ランチ会はキレイメ服で行きたいですよね。tomorrowlandの水玉ブラウスと光沢のあるユナイテッドアローズのスカートでやや甘め。
バッグのこげ茶とスカートのこげ茶色をリンクさせる。
アクセサリー。
足元もキレイメ系。ストラップパンプスが最近は新鮮。
全体。
すごく甘いブラウスなのに子どもっぽくならないのはスカートのボリューム感と丈感のバランス。
小物の色がコーデとうまく合った。
ランチはベトナム料理のコース料理。すごくボリュームたっぷり。
【今日のコーデ 詳細】
一生物の服ってある?
余談。
楽天マガジン( 月額572円(税込)で1600誌以上読み放題) で雑誌「素敵なあの人」を読んでいたら、スタイリストの地曳いく子さんのエッセイがあり、深く同意してしまった。
✅昔手に入れた「一生物(だと思っていた)」の高額な服に袖を通したらババ臭く見えて脱いでしまった。GUの今期の服の方が逆に良かった。
✅もう「一生物」の幻想にとらわれるのはやめようと感じた
✅「年を重ねたら本物志向」という昔の常識➡今は違う
✅60歳を過ぎたら人生残り少ない。(バチバチお洒落できる期間という意味では)
変わらないことを望むのではなく「今という時代」のファッションを楽しみたい
という内容。わかる。ものすごくわかる。一生物だと思って20万円以上はたいて買ったMAX MARAのロングコートが重くて老けて見えると感じて手放したのは45歳ぐらいだった。今でも全く後悔してない。今持ってても絶対着ない。
仮定の話だが「一生物よね!」とCHANELのツイードジャケットを買ったとして➡娘に譲っても、娘は50代になった時「古くさ・・・」と言って着ることはきっとないだろう。私が義母からもらったバーバリーのコートがシルエットに違和感を感じてしまい着ていないのと同じように。(大事に保管はしてありますが)
じゃあbagはどうか?というと、Hermèsのケリーbagなど永遠にすたれないものは別として他はどうしても流行が移っていくし、そもそもケリーですら革がへたって劣化したら持つ気は絶対失せてしまう。難しい。
じゃあジュエリーはどうか?というと石と金属の価値は永遠だけど、これもデザインの流行の淘汰からは逃れられないような気がする。
50代~はもう「一生物」「本物」に執着する必要は全くなく、その時その時のリアルタイムな自分の気持ちにフィットするものをその都度選び取っていくのが一番良いのではないかと。要するに
「時代との対話」
「一生物でないと」「大人だから本物でないと、高いものでないと」という呪縛から解き放たれよう。きっと気持ちが軽くなる。
半世紀以上生きてきたんだから。「手触り肌触りの良さ」「着心地の良さ」「自分の気持ちとマッチしているか?」はもう自分の判断軸でジャッジできる。それしかもう頼りにならない。そんな気がする。
引き続き続けよう。自分で自分を幸福にする旅を。