鮮やかブルーのブラウスはシルク100%のブラウス。冬のSALEで購入したもの。
ユナイテッドアローズの最高峰ブランドの一つ(多分)BLAMINK(ブラミンク)のブラウス。
袖を通した瞬間、しゅるるぅぅぅって滑らかなシルクの肌触りが楽しめる、エンターテインメント性が高いブラウスである。
「シルクのブラウス」というアイテムにちょっと思い入れがある私。
20代の頃によく通っていた輸入の下着屋さんで、シルクのブラウスをいつもお召しなっていた素敵な40代のオーナーマダムがいた。そのテロンとした質感のブラウスは田舎っぺの小娘にはとても眩しくて、真似できることのできない、うんと大人の女性しか着てはいけない服。のような気がしていた。
その後、怒涛の子育て期に突入して、シルクのブラウスはおろか、自分の服を買う暇もなく、家でじゃぶじゃぶ洗えない服なんぞ全く着れない日々が続く。
そうこうしているうちに、気が付くと誰も私の腕にしがみつかないし、誰も背中にママーと乗らないし、それどころか近寄ると逃げていく子どもたち。(なんでやねん)磁石の同極のように。
50代半ばになって、もしかすると、「シルクのブラウスを日常に着ても許されるんじゃないだろうか?」という事に気づく。上質なシルクのブラウスにどんどん袖を通そう!という気持ちになったのである。
去年の秋に良く着ていたJ&M DAVIDSONのシルクのブラウス。気分いいわ。
シルクのブラウスってとっても暖かい。そして涼しい。着ていると肌に馴染みなにかまとっているという違和感はどんどん消えていく。
よく「パジャマはシルクと決めている」という方がいるが、「何も身体に違和感をもたらさず、裸で寝ている気分になれるから」という理由だそう。わかる。(私はパジャマはロンT派・・・)
シルクでかつ、綺麗なブルーのストライプというかなり目立つブラウスだ。
カジュアルに着崩しても良かったが、記念すべき(?)第一回目のコーデはコンサバに紺のタイトスカートにパンプスで。
足元。
アクセサリー。
このボウタイ、ただシュルっと長く垂らしてもいいけど、午後になってなんとなくだらしないような気がしてきたので、急遽、普通に蝶結びにした。2way。
ボウタイって蝶結びにするとものすごくコンサバ感!
全体。
シルクのブラウスを着るということは、なんとなく自分を自分で試しているような緊張感がある。
楽な方向へ、楽な方向へ、と流れゆく日々。「無駄をそぎ落とす」という大義名分のもと、どんどん手抜きする自分。( `ー´)ノ
そんな流れに喝を入れるシルクのブラウス。文句なしに上質な服。
丁寧に扱わないといけない服は、自分で自分の事を丁寧に扱おうという気持ちになれる効果がある。
人生半世紀。充分力んで頑張ってきた。
もうそろそろ、自分を丁寧に扱う事に時間を割いても許されるんじゃなかろうか?
そんな気がしています。
【今日のコーデ詳細】
BLAMINK ブラミンク ユナイテッドアローズ
・バッグ:Chloé
おまけ。
BLAMINKはいつもネットストアで買っているので、実店舗のブティックに行ってみよう!と青山のBLAMINKへ。根津美術館のある通り。高級家具ショップが立ち並ぶ一角にある。
なんか、ご立派過ぎて。。。入れませんでした(笑)←小心者
次回リベンジ!(*´▽`*)