何を着たらいいのかわからない
40代は何を着ればいいのか?って
物凄く難しい問題だった。
けれど50代になり
何を着ればいいのか?って考えて 自分なりに仮説を立てた。
自分が好きな服を着ればいいのだ。きっと。
モテようとか
男性から好評を得ようとか
万人に好感度を持たれようとか
おしゃれだと思われたいとか
お金があるように見られたいとか
流行最先端の恰好したいとか
痩せて見られたいとか
不思議なのだが
全く全く思わなくなった。
何を着ていても服なんかにファッションになんかに
全く左右されない自分の芯みたいなものが出来てきて
服は所詮 上からかぶせている布、という気がしてきたのである。
けれどそれでも女には
着る服と自分の社会的役割とマッチさせなければいけないことが多々ある。
子どもの保護者会や面談
仕事でクライアントに会うとき
夫の親戚に集まりに出るとき
家族旅行の時
恋人・ボーイフレンドに会うとき( 注意: 独身の方限定)
この5種が主な縛りだろうか。
基本これ以外は何を着てもいい。
自分が好きだと思えるものを。
そんな考えで服やワードローブを組み立ててみた。
フルタイムで働いていると
上記5つのシチュエーション以外の時間は
もはやほとんど残ってないという状態かもしれないけれど。
しかく結論は出たものの、これが実はとても難しい。
自分がどんな服が好きなのか?? もはやわからなくなっていることが多いのだ。
そして世の中の同世代の女性達をウオッチングしていると
好きな服 ≠ 似合う服
だという 残念な結果になっている例を多々みかける。
本人はきっとこういう服がお好きで着ていらっしゃるんだろうなあ、
でももっと違うスタイルが似合うだろうに。。。。と
思えるパターンが良くあるのだ。
そしてきっと他人さまから見ると 私もそうなんだろうな、と思ったりするのだ。
客観的な冷静な目線を失わないで分析しつつ
自分の好きだと思えるものを身にまとう
その難しさ。
それが50代のファッションの難しさだと痛感するのである。
①どうみてもスイートな雰囲気ではないのに、ふんわり・ヒラヒラの服に巻髪リボンの方とか
→ 新宿伊勢丹に多くいらっしゃる。
②どうみても細くて体が薄い方なのに、妙に胸元あいてあばら骨が浮いている服の方とか
→ 何故か 銀座 東急プラザなどに多くいらっしゃる。
③顔が大きくて首が短いがっしり体系なのに(←私はこれに当てはまる(笑))
憧れからか? 黒田知永子さんことチコさん(エクラの表紙モデルの方ですね)
みたいな おしゃれショートカットにボーイフレンドデニムの方とか・・・
→ 六本木ヒルズとかミッドタウンあたりに多くいらっしゃる
③のような方は本当によく見かける。
私もよく失敗しているが、モデルさんがボーイフレンドデニムを履いていて素敵だったからと
そのまま真似してしまってはいけない。
似ても似つかないファッションになる。
ボーイフレンドどころか本当に 後姿が男か女かわからないくらい モッサリしてしまう
危険大ありなのだ。
いわゆる 「ジジイかババアかわからない・・・」 というお笑い芸人のギャグ状態に
陥る危険ってことだ。
首が長くて顔が小さくないと絶対にだめ。
肩や腰に贅肉がないことが条件。
・・・・よって私にはムリムリ~~
田丸麻紀さんが素敵だからとショートにするのはやめた方がいい。
STORY前表紙モデルの富岡佳子さんが素敵だからと、
てれっとしたTシャツにだぼっとしたデニムはやめたほうがいい。
絶対に似ても似つかない状態になるのだ。
それが冷静に分析できる知性が50代の女に求められるのではなかろうか。
好きな服をきつつ、似合っているね、素敵じゃない?っていうファッション。
それが目標なのだが・・・
言うは易し行うは難し。
ただ、
誰かの物まねでなく、オリジナルなファッションのスタイルをしたい。
それだけは自分の中でくっきりはっきりしてきたのだ。
らしいね、って言われるファッション。
それが現在の服選びの私の指標となっている。
引き続き ファッションについても綴っていきます。